AIのことも考慮すべし

近年はAI技術の発展が目覚ましく、様々な分野でAIが活用されています。
しかし、AIの発展はよいことばかりをもたらすわけではなく、既存の仕事がAIに取って代わられてしまい、仕事を失う人が出かねないのが厄介なところです。すでに、受付や接客などの分野ではAIは積極的に活用されており、AIが進化すればなくなる仕事もさらに増えると予想されています。

様々な職種のうち、AIに取って代わられるリスクが特に大きいと予想されているのが事務職です。AIは処理速度が極めて速く、バグさえなければ処理を間違えることもないので、人間が事務の処理能力でAIに対抗するのは極めて困難です。
銀行は、生活に欠かせない大事な施設ではあるものの、AIの台頭により将来性が危ぶまれています。処理速度が速く、かつ今後の予測にも長けているAIが接客、投資などの分野で活躍すれば、銀行員の仕事がなくなっていくのは自然な流れです。お金を扱う銀行そのものが消えることはまずあり得ないですが、銀行の業務の大半をAIがこなす時代は、いつ到来してもおかしくはありません。

新型コロナウイルスの流行以降、各種店舗ではセルフレジ活用の機会が増えましたが、AIにより精算が行われる完全な無人店舗はすでに日本でも誕生しています。そのため、スーパーマーケットやコンビニなどの店舗の業務は、将来的に完全にAIに取って代わられてもおかしくはありません。
警備員の仕事も、高性能なAIを搭載したロボットが実用化されれば、なくなる恐れがあります。
これから転職しようと考えている場合は、AIではできない仕事を選ぶ必要があるでしょう。